2017年2月1日水曜日

関西のマッターホルン 「高見山」 登山 1月 霧氷


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「関西のマッターホルン」の愛称で知られる

高見山(標高1248m)に霧氷を見に行ってきました。




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大阪市内から車を走らすこと2時間、


奈良県東吉野と三重県松坂市の県境にある高見山の麓、


「たかすみの里(たかすみ温泉)」に午前8時に到着。




ここの駐車場は温泉利用者に無料開放してくれています。


さっそく準備をして登山開始。


登山口は駐車場のすぐ側にありました。




麓から、日陰には雪がありましたが氷っている様子はないので、


とりあえずアイゼンは無しで上っていきます。




日の良く当たる斜面は、ほとんど解けてしまっています。


木漏れ日の朝日が美しい・・・




緩やかな斜面を美味しい空気を吸いながら登っていく・・・


谷筋は雪が解けずにたくさん残っています。




左上の橋は金網なんですが、これが非常に危険。


帰りなんですが、目の前を歩いていた中年男性が


アイゼンの歯が食い込んで外す勢いで、川に頭から一回転して落ちました。


たまたま水量が多い深い場所だったので怪我はなかったようですが、


全身ずぶ濡れでした。 


20分ほどで下山できる場所だったから


足早に下りていかれましたけど、


これがもっと深い山中だと大変なことになってしまうとこでした^^;




しばらくすると避難小屋に到着。


前を歩いていた人が腰に毛皮のような物を巻いています。


これは「尻皮」という古来からマタギや登山者などが使っていた


座布団のような物で、これを巻いておくと防水耐熱なので雪の上や


汚れているような場所でも気にせず腰を下ろせるという代物。


大河ドラマの真田丸でも誰か巻いていたような気がします^^


最近では、あまり見かけませんが大峯の修験者さんなどは、


今でもみんなつけてらっしゃいますね。


素材も熊、鹿、狸、アライグマなど様々で、


使用感も全然違うとか・・・ 


欲しい(*´Д`)ハァハァ




この辺りはうっそうと茂る杉林です。


あと一カ月もすれば・・・・花粉(/ω\)




そんな中に、ひときわ大きな杉が( ゚Д゚)



 「高見杉」

 樹齢700年の古木です。




ここからは、急登にかわり高度もどんどん上がっていきます。


しばらくすると稜線でて、雪の量も一気に増えました。




だけど・・・ 霧氷がない(-_-)




全然ない(*_*)


先にあることを信じて、ひたすら上ります^^;




初代神武天皇が上ったとされる「国見岩」


真似はしませんでした^^;




次は「息子岩」・・・ 


100m先に小石を投げて命中って、どんだけ強肩やねんw


野球選手でも無理でしょ^^;




一応言ってみましたが、うんともすんとも^^;


そんなこんなしながら、先へ進むと・・・・




あーーーー( ゚Д゚)




これが「海老の尻尾」とも云われる霧氷


霧氷についてはコチラ↓wiki

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%A7%E6%B0%B7




そんなに大きく育っていませんが見れてよかった~




霧氷があらわれると上りも最終盤


景色も開けてきて、時折絶景が顔を出します^^




霧氷のアーチの先に小屋が見えてきた(*''ω''*)




高見山山頂の避難小屋に、


とうちゃーーーく(*^^)v


写真を撮りながらノンビリ登って2時間半でした。


夏のコースタイムぐらいかな・・・




じゃじゃーん。


去年の関馬鹿忘年会のプレゼント交換でユキさんに貰った「自撮り棒」


コンパクトで超軽量。


スマホをセットして、棒の手元にあるボタンでシャッターを切れる優れもの。




試しに一枚パシャリ


これめっちゃ便利やん(*''ω''*)


ユキさんありがとうございます^^


しかし、顔が死んでるなぁwww




避難小屋の裏に山頂の石碑とお社があります。




高見山(1248m)登頂(*^^)v




山頂からの展望は素晴らしいの一言。


天気は晴天、気分は最高です(*'▽')




少々風はありますが、避難小屋はいっぱいなので、


外で絶景を見ながらランチタイムにしてる方がたくさんいました^^


が、僕は寒いの嫌いなんで中で食べますw




中は、詰めれば20人ぐらいはいれるでしょうか、


ちょうど空いたのでラッキーでした。


今回は手軽に水筒にお湯を持ってきてカップヌードル。




家からもってきたお湯がアツアツのまま


さすが「山専用ボトル」凄し(*´з`)







11時から12時まで1時間ほど山頂で


休憩してから下山開始。


上りは着けなかったアイゼンも下りは、さすがに要ります^^





今回もモンベルのこの6本爪を使いました。


滑ることなく全く問題なしですが、


前爪のある10~12本アイゼンを使っている人もたくさんいました。


特に下りは踵に爪があるのはかなり楽そうですね・・・




バックカントリーでも使いたいので、


スノボのソフトブーツに着けれる


グリベルのG10ワイドを買おうかなぁ…


これは、夏用の登山靴など多様な靴にキッチリ装着できる


万能10本爪アイゼンだそうです^^





冬靴もいずれ買うでしょうけど、靴自体がかなり重いらいしいので、


結局、低山は夏靴で登ることが多いと思います。


そんなときにもG10ワイドはピッタリ合うので便利そう・・・


ってか、ソフトブーツに合うのはこれぐらいしか無いみたいですけどね・・・




下りは写真もとらずに黙々と降りて、1時間半弱でした。


残念なことに「たかすみ温泉」が超満員・・・


整理券まで配ってる。


そこまで時間に余裕がないので、駐車場を借りたことを謝って帰路につきました。


次回は空いてるときに来てかならず入ります(*''ω''*)




登ってみた印象は、「標高のわりに・・・」


っというのが一番です。


標高のわりに、上りがきつくて、金剛山の2.5倍ぐらいはかかる。


標高のわりに、寒いし風が強い。


標高のわりに、景色が素晴らしい。


なかなか楽しい山行でした。


次はどこに上ろうかな・・・・


詳細データはヤマレコにて・・・↓

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1056888.html





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camera:

SH-01F ←スマホ


OLYMPUS OM-D E-M5
http://olympus-imaging.jp/product/dslr/em5/index.html



photo edit:

Adobe Photoshop Lightroom3.6
http://www.adobe.com/jp/products/photoshop-lightroom.html

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